危機管理研究会活動報告 2013

                          2013年7月24日

 

研究会の開催について;

毎月第3木曜日の16:00を定例とします。場所は霞ヶ関ビル20FCTC

 

2013.1.17   全国大会発表者とテーマの検討。発表2つのうち一つ(石山氏)は日本のプルトニウムに関わるリスクについてに決定。

2.21   もう一人の発表者は大谷氏に決定。トピックは著作権問題。

     3.21   お休み。

4.18   発表者2人の進捗状況を確認。

     5.16   パキスタンでのテロ、イスラム過激派の動向について議論。

     6.20   お休み

7.18   パテントについて、その市場化、商業化に関する日米比較。今年も研究テーマとして特許問題を続ける。研究成果は「富山賞」の候補として申請したい。


危機管理研究会活動報告 2012

                          2012年12月15日

 

新学会会員の加入によって、「北朝鮮」をテーマとした新たな研究の窓口が出来ました。石山裕氏は海外経験も十分にあり、今後とも研究会の中軸として活躍してもらいます。

 

 もうひとつのテーマとして、2002年の第16回全国大会(専修大学生田校舎)で研究会が発表した「原子力産業に期待されるリスクコミュニケーション」を読み直してみました。ほぼ現在、指摘されていることを網羅しているだけではなく、原子力産業がこれからすることになる「リスクコミュニケーション」の在り方を示していました。今年はすでに現実のものとなった「リスク」を加味してこのテーマを掘り下げて行きます。

(文責 岡安)

 

研究会の開催について;

毎月第3木曜日の16:00を定例とします。場所は霞ヶ関ビル20FCTC

 

2012.1.19   全国大会発表者とテーマの検討

2.16   発表依頼者の絞り込み。大越コンサルタント訪問。

     3.15   柳澤氏と全国大会発表内容の協議。以後複数回の協議。

大越コンサルタントでの研究会。石山氏の話を聞く。

4.19   研究会の下半期新人事案を検討

     5.17   全国大会発表初稿の進捗状況報告

     6.21−23  全国大会事前打ち合わせ、全国大会

7.19   全国大会反省会

8.16   猛暑でお休み

9.20   2013年全国大会のテーマ検討

 10.25   2013年全国大会のテーマとして環太平洋経済連携協定(TPP)における日米著作権問題を検討

              11.22   前回発表した柳沢氏に再度依頼を検討

              12.20   お休み

 

危機管理研究会活動報告 2011

                          2011年12月15日

 

学会会員の高齢化によって研究会も活動に新味がなくなり健康上の都合で参加者が減少する傾向にある。これに対処するため2010年度は研究会への参加者勧誘と全国大会でのトラック引き受けに主眼を置きました。

 

 昨年2月27日のチリ沖地震では過去の被害例があるにも係わらず岩手県で実際に避難した住民の少なさに「のど元過ぎれば熱さを忘れる」危機管理の難しさを実感しました。そして、1年後の3月11日にこの危惧は現実のものとなりました。「危機管理」は難しい研究です。「危機」と声高に叫べば「オオカミ少年」となってしまい、「危機」が現実となれば、なぜもっと上手に「管理」できなのか、と批判されます。東京電力福島第一発電所とその周辺は「危機管理」を日本近代史の教訓として少なくとも数千年後に次の地震津波に襲われるまで続けなくてはならないことになりました。この重苦しさがこれから数千年つづくのかと思うと気が遠くなります。

(文責 岡安)

 

研究会の開催について;

毎月第3木曜日の16:00を定例とします。場所は霞ヶ関ビル20FCTC

 

2011.1.20   各地の鳥インフルエンザの危機管理体制評価

2.17   新燃岳噴火による避難体制の検討

     3.17   東日本大震災の被害範囲と危機管理体制の検討

大越コンサルタントでの研究会。石山氏の話を聞く。

4.21   危機管理研究会発表内容の再検討と差し替え。

全国大会実行委員会の出席

     5.26   JONES氏に全国大会発表を依頼。

全国大会発表内容の協議

     6.16   全国大会事前打ち合わせと最終調整

     6.25   長岡の全国大会で2枠発表。岡安、JONES氏参加

     6.26   東京電力柏崎原発視察。

7.21   全国大会の反省会と注目点

9.21〜24 地震被災地の視察

12.15   地震被災地視察報告書作成と掲載。

 

危機管理研究会活動報告 2010

                          2010年10月14日

 

学会会員の高齢化によって研究会も活動に新味がなくなり健康上の都合で参加者が減少する傾向にある。これに対処するため2009年度は研究会への参加者勧誘と全国大会でのトラック引き受けに主眼を置きました。

 

 昨年半ばから2010年にかけて危機管理研究会が取り上げたテーマには、ギリシャ倒産の危機、2月27日のチリ沖地震があります。チリ沖地震では過去の被害例があるにも係わらず岩手県で実際に避難した住民の少なさに「のど元過ぎれば熱さを忘れる」危機管理の難しさを実感しました。研究会として最大の成果は、新たに定期的な参加を期待できる若々しい新人を獲得したことにあります。

(文責 岡安)

 

研究会の開催について;

毎月第3木曜日の16:00を定例とします。場所は霞ヶ関ビル20FCTC

 

2009.9.17   新型インフルエンザの影響で中止

10.08   今年度活動計画の具体案を検討

    11.27   他研究会への参加と協働を画策

2010.1.21   各自に新人勧誘を要請

     2.18   クレイトンコンサルタントへ参加打診

全国大会発表テーマを協議

     3.18   クレイトンコンサルタント参加決定

     4.22   大越氏、加藤氏、JONES氏参加

     5.20   JETRO訪問。イラクへの日本企業進出について。

6.14   イラク進出企業セキュリティセミナー参加

6.26   全国大会Dトラック主催。

7.     猛暑で休会

8.


危機管理研究会活動報告2009

                         2009年10月9日

 

今後の研究テーマとして「ライフラインの危機管理」と「新型インフルエンザ」を取り上げています。「ライフラインの危機管理」は新たなメンバーである文倉氏(川口市水道局)の業務に沿ったテーマとして取り上げました。しかし、文倉氏が交通事故に遭ったために2008年度の全国大会では発表できませんでした。2008年夏に編集委員からの要請で、暖めていた企画である「新型インフルエンザ」の具体的な内容を解説書として取りまとめ2008年9月の学会誌に寄稿しました。

 

 2009年4月5日には北朝鮮が衛星と称するミサイルを打ち上げ、4月末にはメキシコで「新型インフルエンザ」が現実のものとなりました。その後の経過はメディアでご案内の通りです。いずれの危機管理も納得の行くものではありませんでした。どうやら危機管理の基本的な設計に欠陥があると思われます。この欠陥を明らかにする研究を今後のテーマにします。                         (文責 岡安)

 

研究会の開催について;

本年から毎月第3木曜日の16:00を定例とします。場所は霞ヶ関ビル20FCTC

9月にはメンバーが風邪を引いて、次回は10月8日となります。

2008.5.28   論文の構成と作業分担を決定

6.25   新型インフルエンザの危機管理執筆開始

     8.6    原稿の内容を検討

     8.26   査読を桃井氏に依頼

    10.16   活動計画の検討

2009.1.30   環境マネジメント研究会と共催で講演「インフルエンザ」

     2.16   危機管理について昨今の状況を分析、検討

     2.28   第3回JSSMセキュリティ公開討論会で講演「インフルエンザ」

     3.26   全国大会準備打ち合わせ

     5.26   論文の構成検討とブラッシュアップ

6.18   活動報告検討と危機管理の基本設計について討議

6.24   環境マネジメント研究会と共催「リスクコミュニケーション」

7.11   JSSM全国大会にてトラックEを担当し、研究会から3テーマ

発表

    10.8    来年度活動計画案の検討

 

危機管理研究会活動報告2008

 

                         2008年10月15日

 

2005年に「クライシスコミュニケーションの方法と在り方」を研究テーマとする3年度研究計画を立案し、3年目の最終年度に当たる2007年には全国大会において研究成果を「クライシスコミュニケーションの分析」として発表した。

 

今後の研究テーマとして「ライフラインの危機管理」と「新型インフルエンザ」を取り上げています。「ライフラインの危機管理」は新たなメンバーである文倉氏(川口市水道局)の業務に沿ったテーマとして取り上げました。しかし、文倉氏が交通事故に遭ったために2008年度の全国大会では発表でませんでした。学会誌の編集委員からの要請で解説書を寄稿することになり、暖めていた企画である「新型インフルエンザ」の具体的な内容を「ライフラインの危機管理」に先立って詰めることになりました。

 

 最近、新聞報道で「新型インフルエンザ」の対策が具体的に実施されてきているとの記事が多くなりました。しかし、従来の被害想定が極めて低いレベルに抑えられていたことは、あまり知られていません。9月に発行されたJSSM学会誌の「新型インフルエンザの危機管理」に詳しい解説を載せました。危機管理の上で考慮すべき項目が多岐に亘っていることに留意して、今後の活動方針として個々の項目を詰めてゆくことにしました。具体的には;

1.法的規制―――感染地隔離の法的手段

2.防疫活動―――ウイルス研究施設、ワクチン

3.公衆衛生インフラ ―――火葬場、冷凍施設など

が挙げられます。

(文責 岡安)

 


危機管理研究会活動報告 2007

                             2007年9月21日

 

 これまで取り上げてきた主な研究テーマは:

  ・リスクマネジメントガイドラインと危機管理

  ・リスク管理とリスクコミュニケーション

  ・リスクの定量化手法

  ・危機管理計画

 ここまでの研究はあくまでも机上のものであり、事後に必要だと考えられる範囲の研究であった。しかし、研究会の存在を知って実質的な調査を依頼されたケースもある。

  ・リスクコミュニケーションの現状調査と提言

・核燃料サイクル事業の事業リスク定量化評価手法に関する調査

・リスクベースコミュニケーション広報のあり方に関する調査研究

・科学技術のリスク情報提供方法の検討

 

 上記の実績を踏まえて2005年に「クライシスコミュニケーションの方法と在り方」を研究テーマとする3年度研究計画を立案し、ほぼ月1回の会合を東陽町のCRCソリューションズ会議室において、今年になってからは伊藤忠テクノソリューション図(株)CTC霞ヶ関ビル20階の会議室で研究を継続し、今年度2007年は研究計画の3年目に当たる。6月16日の全国大会において研究成果を「クライシスコミュニケーションの分析」として発表した。

富山先生の体調が小康状態にあるので4月19日に会場を大船に移しお見舞いを兼ねて会合いたしました。お元気そうでなによりでした。

今後の研究テーマとして「鳥インフルエンザ」と「ライフラインの危機管理」を取り上げてみようと考えています。「ライフラインの危機管理」は新たなメンバーである文倉氏(川口市水道局)の業務に沿ったテーマとして取り上げました。

(文責  岡安)

 


危機管理研究会活動報告 2006

                             2006年12月10日

 

 これまで取り上げてきた主な研究テーマは:

  ・リスクマネジメントガイドラインと危機管理

  ・リスク管理とリスクコミュニケーション

  ・リスクの定量化手法

  ・危機管理計画

 ここまでの研究はあくまでも机上のものであり、事後に必要だと考えられる範囲の研究であった。しかし、研究会の存在を知って実質的な調査を依頼されたケースもある。

  ・リスクコミュニケーションの現状調査と提言

・核燃料サイクル事業の事業リスク定量化評価手法に関する調査

・リスクベースコミュニケーション広報のあり方に関する調査研究

・科学技術のリスク情報提供方法の検討

 

 上記の実績を踏まえて2005年に「クライシスコミュニケーションの方法と在り方」を研究テーマとする3年度研究計画を立案し、ほぼ月1回の会合を東陽町のCRCソリューションズ会議室において継続中で今年度2006年は研究計画の2年目に当たる。

今年に入り富山先生が体調を崩されたので8月の会場を鎌倉に移しお見舞いを兼ねて会合いたしました。

クライシスコミュニケーションの標準評価フォーマットを作製しフォーマットに合わせて雪印乳業、フォードエクスプロ−ラー、JCO臨界事故の評価を行いました。評価結果は来年の全国大会で発表する予定です。

今後の研究テーマとして「鳥インフルエンザ」を取り上げてみようと考えています。地震や台風と違い、通信及び交通インフラがまったく被害を受けない状態での危機管理となるため準備次第では被害を大幅に軽減できるはず。この点に注目してSOP(標準実施手順)を検討してゆきます。

(文責  岡安)