第3回「辻井重男セキュリティ論文賞」の審査結果のお知らせ

第3回「辻井重男セキュリティ論文賞」の審査結果

 

2018年8月13日

第3回「辻井重男セキュリティ論文賞」審査委員会

2008年に始まった「辻井重男セキュリティ学生論文賞」を、2015年度より衣替えして、「辻井重男セキュリティ論文賞」として再スタートし、今回で第3回を迎えました。
第3回となる2017年度は、8件の応募をいただきました。審査は、これらの8件を対象として、14名の審査委員により1次審査と2次審査に分けて行いました。
1次審査では、新規性(新たな分野の研究であるか、新たな主張があるか)、有用性(情報セキュリティ分野の発展に寄与するものであるか、現状を的確に把握し論文の位置づけ・目的・必要性・貢献が明示されているか)、信頼性(論文の構成が論理的か、論旨が適切に展開されているか、仮説の検証が十分なされているか、先行研究や参考文献などで論拠が示されているか)を基準に、審査委員の専門分野との関連性や本賞の主旨との整合性も考慮して絶対評価を行いました。
2次審査では、1次審査の評価が高かった論文を中心に候補論文を絞り込み、議論を積み重ねた審査の結果、最終的に辻井重男セキュリティ論文賞大賞1件、同特別賞3件を選定いたしました。

 

賞に選ばれたみなさま、誠におめでとうございます。

 

表彰式は、秋に開催予定のJSSM学術講演会にて執り行います。受賞の皆さまには、改めてご案内いたします。審査講評並びに受賞式の模様等は、受賞式の後に改めてWebに掲載いたします。

 

1.辻井重男セキュリティ論文賞大賞1件

 ●主筆者   五十部孝典さん(兵庫県立大大学院 応用情報科学研究科)
  共同執筆者 Andrey Bogdanovさん (デンマーク工科大学)
  タイトル 「White-Box Cryptography Revisited: Space-Hard Ciphers」

 

2.辻井重男セキュリティ論文賞特別賞3件(順不同)

 ● 主筆者   勝又秀一さん(東京大学)
  タイトル 「On the Untapped Potential of Encoding Predicates by Arithmetic Circuits and Their Applications」

 

 ● 主筆者   長沼 健さん(日立製作所研究開発グループ)
  共同執筆者 吉野雅之さん、佐藤尚宜さん、鈴木貴之さん、佐藤嘉則さん(日立製作所研究開発グループ)
  タイトル 「暗号化された医療テキストデータに対して頻度集計、相関ルール分析を行う秘匿分析技術」

 

 ● 主筆者   照屋唯紀さん(産業技術総合研究所)
  共同執筆者 柏原賢二さん(東京大学)、花岡悟一郎さん(産業技術総合研究所)
  タイトル 「Fast Lattice Basis Reduction Suitable for Massive arallelization and Its Application to the Shortest Vector Problem」

 

3.辻井重男セキュリティ論文賞優秀賞

残念ながら、今回は優秀賞の該当はありませんでした。

 

最後に、今回不手際により審査が大幅に遅延し、応募いただいた皆様はじめ、関係の方々にご迷惑、ご心配をおかけしましたこと、改めてお詫び申し上げます。

以上