【国際部会の方針】
国際部会は、セキュリティの知恵を世界中の人々と共有するための活動をします。
<連絡先: global*jssm.net >(“*”を”@”に変更してください)
国際部会2010年度活動計画
1. 国際部会Webページの充実
2. 第24回全国大会で英語トラック(6セッション)の準備と実施
3. 機会があれば、外国人または国際的知見をお持ちの方による講演会の実施
4. 英語論文あるいは記事の翻訳と機関誌への掲載

◆国際部会メンバー紹介
【部会長:山本明知】
1985年に勤務先で情報セキュリティ入門を果たし、その翌年JSSMに入会しました。最初に出会った言葉は「セキュリティはマネジメントの課題」でした。これは如何に立派な技術や手法があっても、それだけでは情報セキュリティは確保できない、それらを運用する人びとの取組みにかかっているという意味のようです。

【副部会長:岡安邦男】
私の記憶が正しければ、前回自己紹介したのは5年前、アリゾナ州フェニックスでジョークを交えて1時間ほどの講演をしたときだった。しかし、初めての自己紹介は、1970年オレゴン州コーバリス。自己紹介をした後、パレスチナ自治区ヨルダン川西岸のパレスチナ人を擁護する話をした。話し終えると、女性が私に近づき、私のスピーチ原稿を欲しいと言った。差し上げると、彼女は謝意を述べた。これが北西部太平洋岸で初の中東との出会いだった。

【木村昌弘】
卒業後間もなく米国の会社で社会とビジネスを学びました。1960年代の当時は「強いアメリカ」全盛の頃で、同時に「セキュリティ」が常に必須で付きまとっている状態でした。ここから自分自身、価値あるものとしての基礎が出来上がってきたと考えています。「米国基準」が殆ど「世界標準」と認識されていた事もあり、その中で「セキュリティ」を世界標準のものとして学びました。

1991年より米国以外の地に「コンサルタント業」として自分の軸足を広げましたが、「文化と概念の差」が現在でも有効な情報のようです。文化に根ざした「倫理観」が日本ではセキュリティの概念と反目する場面がいまだに見られるように感じます。

翻って2010以降も「セキュリティ」はより一般的な概念となり、また価値ある「産業」となるように思います。経済界では失われた10年と叫ばれていますが、ことセキュリティの分野では「伸長した10年」と言えるのではと考えます。この中で自分の稼業を更に四半世紀続ける機会があると確信いたしております。

【橋本純生】
英語が心もとない国際部会にはあるまじきメンバー。昨年人生の半分を過ごした富士フイルムグループを離れ、現在求職中。お仕事ありましたら是非。ちなみに一時海外のグループ会社を含めセキュリティ関連に従事していました。

学会では先端技術・情報犯罪とセキュリティ研究会,IT統制研究会に属しております。各種標準化作業にも参画しており国際的な活動の末端にはおります。Facebook,Twitter,linkedin、orkut、hi5、そしてmixiにも入っていますのでよろしく。

【内田順一】
1956年長崎生まれ、日本の大学で犯罪学、刑事政策を学ぶ。1980年セコム株式会社に入社。その後、米国の大学院を、経営科学を専攻した。常駐警備員をスタートに、機械警備、管制業務、監視カメラ、医療部門で働く。英国セコムではロンドン地下鉄に監視カメラを設置した経験を持つ。引越し12回、現在は横浜に在住。

リスクマネジメントが研究のテーマ。近年は、犯罪予防、不測時対応計画、内部犯罪を防ぐ内部統制に興味を持っている。

【淺井達雄】
1971年、日本アイ・ビー・エムに入社、米国IBM勤務を経て1992年、松下電器産業本社情報企画部参事。2002年、長岡技術科学大学教授に就任。日本情報システム・ユーザー協会情報システム・コンサルタント、新潟労働局個別労働紛争調整委員、新潟地方裁判所専門委員、同民事調停委員。情報セキュリティ、ユニバーサル・デザインおよびこれらと企業経営との関係に関する研究に従事。工学博士。

【藤本正代】
情報セキュリティ大学院大学客員教授、筑波大学客員教授、富士ゼロックス株式会社パートナー。専門は経営、科学技術政策、リスクマネジメント、セキュリティマネジメント

【原岡望】
アウトソーシングのプロジェクトを担当したのがきっかけでセキュリティに関心を持つようになりました。目下の関心事は国民ID、本人認証方式、パスワード記憶法。