2021年12月 吉日
開会あいさつ
日本セキュリティ・マネジメント学会会長 松浦幹太
「富山茂賞」の表彰式を開会いたします。
富山茂賞は、永年当学会の運営に多大な貢献をされた富山茂氏の意向に沿い設立された賞で、活発に活動し成果を挙げている研究会、あるいは当学会の研究会活動の活性化に顕著な貢献のあった個人を表彰するものです。
2020年度においては、新型コロナ禍という困難な状況にもかかわらず、主査、幹事を中心に、新たな活動を企画・開始し軌道に乗せた活動成果が高く評価され、下記研究会が選定されました。
先般の2019年度表彰に続き今回もWeb形式での表彰式となりました事、残念でありますがご理解をいただきたいと思います。またこの間、多くの方々にこの賞の運営に多大なご協力をいただきましたこと、あらためて御礼申し上げます。
〔受賞者〕
セキュリティ法と経営研究会
(2020年度 主査 金子啓子、幹事 石田 茂・中村 伊知郎)
それでは表彰に移ります。
研究会を代表して、主査である大阪経済大学 金子さん、幹事の(株)ENNA 石田さんと(同)サポーター 中村さんに賞状と副賞を贈呈いたします。おめでとうございます。
(受賞コメント)
この度は栄誉ある賞を賜り誠にありがとうございます。
本研究会は、林紘一郎先生(情報セキュリティ大学院大学・元学長)が設立され、林先生が本学会を退会されたことにともない、研究会の活動を休止していました。この研究会の復活のために尽力された石田幹事のお陰で、2020年、研究会の再出発ができました。林先生が主査を務められ、ハイレベルな深い議論を重ねてきた前研究会のようなことはできませんが、実務家の眼を活かした素朴な疑問を取上げるべく、まずはNISCの「サイバーセキュリティ関係法令Q&Aハンドブック」の輪読会から始めました。様々な専門性とバックグラウンドのメンバーが、毎月持ち回りで、業務多忙の中それぞれの個性を生かした発表に努力され、それぞれの立場から議論し補完し学びあう活動ができています。このようなメンバーの努力、そして何より研究会復活にご尽力された石田幹事のご努力が評価されたのではないかとありがたく思っています。
輪読もそろそろ終わり、次のフェーズの検討に入ります。本受賞を励みに今後も引き続き活動していきたいと思います。
どうもありがとうございました。
(金子啓子)
表彰は以上となります。
受賞者の皆さま、あらためておめでとうございます。今後のご活躍を期待いたします。
みなさま、ありがとうございました。これにて2020年度富山茂賞のWeb表彰式を終了いたします。